ちびまる子ちゃん、再考
凡人を描く天才さくらももこ
(たきこ心の川柳)
こんにちは、たきこです!
2018年の8月、さくらももこさんの訃報を知りました。ショックを受けた方も多かったのではないでしょうか。私は訃報を知る前までさくらももこさんのブログを読んでいたのでとてもショックでした。
「ちびまる子ちゃん」のアニメが始まったとき、私は小学4年生でした。
時報のポーンのあと「夢見ることならいっぱい~♬」という主題歌とともに伸びやかな青空が映し出される画面。
毎週わくわくしながら楽しみにみていました。
コミックは6巻が当時、最新刊で6巻から買い、そこから遡って集めました。
南の島で現地の女の子とフルーツを食べたり、動物を可愛がったりするシーンが好きでした。
岡田あーみんさんとのコラボ漫画、教えてやるんだありがたくおもえ!は抱腹絶倒。
顔に斜線がでる「ガーン」はクラスで、流行った流行った。
当時の私の口癖は「あたしゃ」でした。
まるちゃんのカードゲームを買ってもらい家族団らんで楽しみました。
母の日にまるちゃんがおかあさんにハンカチをプレゼントする話を読んで、私も!と母の日にファンシーショップ?!にハンカチを買いに行ったこともあります。
母世代には懐かしく、娘世代には新しく、みなが等身台で楽しめる貴重な作品でした。
アニメは第1部が終わり、中高校生になると部活や塾があり。進路に悩み、社会人になると仕事や恋愛で人間関係に悩み傷つき、、、単行本は買っていましたがそれから、まるちゃんからは少しずつ遠ざかってしまいました。
もちろん、その間、たまちゃんとけんかして仲直りする話には泣き、前田さんが掃除をしてくれないと泣いて出した鼻水の話に笑い転げたりしたのを覚えてます。野口さんが登場した回もインパクト大でした。
そして結婚して引っ越す際、それまで集めていた単行本は手離してしまいました。
主人の転勤で縁もゆかりもないと思っていた静岡県に住んで5年目。
ふと今、まるちゃんはどうなっているのだろう?とさくらももこさんのブログを読み始めました。
ちびまる子ちゃんの連載は不定期でストップしていたけれど、ももこさんのエッセイは相変わらず、切れきれ。
何気ない身近な話題を斬新な言い回しで(私はまるこ節と呼んでいます)綴っておられ面白かった。それは孤独な私の心にするするすると染み渡り大いに、和ませ笑わせ元気づけてくれました。
ブログで紹介されていた「富士山頂」というお菓子、今ではすっかり好物です。
まるちゃんの住んでいた清水市は静岡市清水区になってしまい、まるちゃんがみていた景色は変わってしまったかもしれません。
でも、静岡市に遊びに行くたび、帰省で高速道路から清水港や富士山を見るたび、まるちゃんがいる街だ!と思うのです。
まるちゃんは小学4年生からいつだって。ずっとそばにいてくれた、私の友達です。
さくらももこさん、ご冥福をお祈り申し上げます。
すてきな友達をありがとう!
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